既存曲の消化率と今後のイベントについて
2021/03/19 00:53投稿
4/19から『イケナイ』のイベが始まったが、3chordの例に則ってDMWが先じゃないんかい、という思い。あと、歴代CGのユニット曲でのイベが告知されたので、既存曲としてしんげき3期曲の枠を食うと思われる。…新曲は？
デレステでは20年冬ごろから『さよならアンドロメダ』『Snow＊Love』『White again』イベントが開催され、『MASTER SEASONS!』や『しんげき』2期EDといった、デレステではややご無沙汰・あるいはノータッチの可能性もあった楽曲群が引っ張り出されてきた。
今後『MS』シリーズの残り2曲、『しんげき』2期ED残り2曲(、3期ED残り3曲)のイベントの開催が期待されるのは自然だと思うが、そういった展開となった場合に、今年の既存曲の消化度合いはどれくらいになるのかが気になった。
実は、現在シンデレラでは『MS』シリーズや『3chord』シリーズのような、デレステのイベントと関係なく独立したCD展開が行われていない。この事実と、放置気味だった既存曲消化傾向にある現在の省エネ的運営が組み合わさり、結果的には“曲ストックがどんどん減っている”という状況に陥っている。
この調子が続くようならば、既存曲ストックを減らしに減らすことも可能なように見えるので、21年(12月アタポンまで)のデレステのイベント展開を予想してみたいと思う。
１ 現在のストック
主に三種類に分類できる。
『とんでいっちゃいたいの』(かな子・フレデリカ・志希)
『CoCo夏夏夏 Holiday』(愛梨・鈴帆・心)
シリーズの忘れ物。おそらく今年両方来るが、MSシリーズの全消化に約4年かかったことになる。
②アニメ・シンデレラガールズ劇場 ED ６曲
『Blooming Days』(菜々・智絵里・響子・歌鈴・美玲)
『秋めいて Ding Dong Dang!』(美波・アーニャ・加蓮・奏・千枝)
『いとしーさー♥』(李衣菜・幸子・ゆかり・乃々・肇)
『なつっこ音頭』(莉嘉・みりあ・ありす・晴・薫)
『さよならアロハ』(愛梨・フレデリカ・有香・夏樹・里奈)
『Life is HaRMONY!』(きらり・文香・ほたる・ちとせ・つかさ)
一番下を除き17年秋からなかなかタイミングに恵まれない曲群。3期曲の季節とデレステアニバシーズンが被っているのも逆風。
③3chord ２曲
『イケナイGO AHEAD』(桃華・ありす・巴)
『Driving My Way』(涼・夏樹・ちとせ)
『Rock』から2曲。『不埒な〜』から『躍る〜』まで期間があったので同じように空くのか、『印象』からの計3曲のイベントのように上記2曲と『躍る〜』を１セットとして数ヶ月間で消化するのかは読めない。
２ 増えそうな曲について
もちろん、ただストックが減るだけではなく新曲も一定数供給されるだろう。
こちらについても少しは予想できる。
①GOLD RUSH!
いまデレステ初公開の新曲は基本的にこの枠。for Nextとかいうのは消えた。2020年の新曲は10曲、19年の新曲も同じく10曲。18年も10曲。
(20年→幸せの法則/ビーシュ/オタラブ/ほほえみ/絵の具箱/Joker/レイナンジョー/GJG/オレンジタイム/TWN)(Unlock Starbeat・GaG・GJ・選挙曲×3は除外)
(19年→Palette/義勇/NL/Fascinate/オクリモノ/シャトル/バベル/TC/ステスキ/ギュっと)(コミコズ・ゴシクラ・ミラボ・SDb・選挙曲×1は除外)
(18年→HNY/美彩/バスワ/VL/凸凹/クレクレ/ガルフロ/PL/アンデッド/SSM)(SGR・選挙曲×3は除外)
※ステアニバを基準に9月~翌年8月の期間で見てしまうと、アニメ展開のある年とそうでない年の差が出るので、おそらく暦通りに区切るのが正しいはず。(実際の楽曲制作に何ヶ月かかるか、は無視し期間ごとの最終的なイベでの供給量を見る)
※ライブのテーマ曲は、私たちにとってはデレステのイベントで初めて聞く場合が多く、新曲扱いしないのは変に見えるがここでは既存曲扱いしている。「デレステのイベント時にそのイベント開催自体を目的とした楽曲か」という基準(で考えるとしっくり来るのでそうした)。『Secret Daybreak』等はデレステでのイベント時には既存曲なので既存曲扱い。ライブの多い年にはライブ興味ない人からすると(実質)新曲でのイベントが多くなるというお得感ある判断基準。
また、現在のGRシリーズの出番は以下の画像の通り。既にレイナが２回登場していることから、SMシリーズの時と同様に登場回数自体の制限などは無いと思われる。
特に、既存ユニットと(GJGのような)新ユニットでない曲でGRを消化したメンバーは普通に出てくるだろう。逆に、GR発の新ユニットに抜擢されたメンバーは、今後はGRシリーズ上では既存ユニットやアニバ・ライブ曲での出番しかないはず。
※GR産新ユニットを予想したいなら、「登場済-1回-新ユニット」にいないメンバーから4~5人ピックアップすれば良い。無限にカスタマイズできる。ただ、今秋にしんげき2期の曲消化があるなら、それに参加している10人はその前後2ヶ月間程度はGR新ユニットでは出ないと思われる。同様にSM残り2曲の(フレデリカを除く)5人も夏にはGR新ユニットでの出番はなさそう。
デレステ初出しの新曲は、上の新曲リストの通り、大体月1であるかないかくらいのペースで更新されることが予想される。つまり、12月アタポンまであと7曲程枠があり、(雑に考えて)大体その5倍、35人程度に出番が与えられることになるはず。もちろん上に書いた通り既存ユニットが出てくる場合もあり、GR未登場組だけしか出ないわけではない。
②コラボ曲
『Great Journey』『ハーモニクス』『無重力シャトル』の枠。『STARLIGHT MASTER COLLABORATION!』というシリーズ名がついている。コラボ楽曲が新曲の場合や、ライブが初披露でない場合などは新曲扱いするのが妥当と思われる(『GJ』は新曲でないが『ハーモニクス』は新曲というややこしい分類だと思われる。もし今年終わって新曲の数が一定以上であれば他マス曲カバーは既存曲扱いということが判明するかもしれない)。
直近では『ゾンサガ』とのコラボ開催が発表されている。4月上旬開催ということで、１イベント使うわけではなく、何曲か追加されて終わるいつものタイプになりそう。可能性としては、
楽曲とミニコミュ追加のみ＞キャラバンの代わり＞エイプリルフールイベ＞月初パレード
くらいだろう。
また、おそらく珠美・つかさの出番があると思うが、つかさはその近辺で『LiH』もありそうなので、ゾンサガコラボは他の出番との関係はないと考えるのが妥当か。
他にも、普通に他マスやスターリットとコラボするかもしれない(一生15周年祝ってんなこのコンテンツ)。GRとコラボ合計で7~8枠程度に落ち着きそう。
③jewelries!004
CM持ち5人での属性曲+5人のカバー曲+共通曲×3属性で構成されるアルバム。前回は2016年で、ジュエを出す条件が整ってすぐ発売されたが、ジュエ1,2の時のようにCMとjewelriesのナンバリングがずれたりといったイレギュラーもあるのでなんとも言えない。
とはいえ、CM最新弾の続報もないので今年中には出ないと思われる。22年春/秋にジュエ4、22年6〜9月に残ったしんげき3期曲になりそう。
(もちろん新展開があることはいい事なのだが、)正直なところ、延々とjewelriesの曲を叩いていたような印象のある初期デレステを思い出してしまうので、この系列はバランス感をもって実装して欲しいと思っている。
イベントとして開催される場合は、既存曲のストックとして4曲増えることになる。
④選挙曲
本家・ボイオデで2曲増えるはず。既存曲としてカウント。
18年からの加蓮や志希を見るに、選挙で上位に入って選挙曲イベントでの出番が保証されても、他のイベントでの出番に響くわけではなさそう。つまり他の既存曲やGRシリーズの展開との兼ね合いはあまり気にしなくて良い。(例外としてステの秋〜冬の出番には関係してそうなので、選挙で上位に入りそうな子にはGR新ユニットでは秋・冬の季節感が出ないような曲を担当させ、イベの時期を組み替えやすくするのでは…？という妄想)
新規ボイス獲得組も少なくとも21年内のイベントでは選挙曲以外の新曲を歌うことはないと思われる。
⑤ライブ曲・ライブ初披露曲・10周年記念曲など
期待するだけならタダ、なイレギュラー枠。1~2枠程度？
上に書いた通り、デレステでのイベント開催自体を目的としていないタイプの曲は既存曲のストックとしてカウントする。
３ イベ配分予想
2021年末まで、イベント枠は残り18枠。例年の新曲供給数に倣い、新曲7・既存曲11くらいの配分で来ると思われるが、以下のような様々な要因を考えてみると、現在のストック10曲はおそらく消化しきれない、というのが現在推測できる展開。
①jewelriesの展開が無くとも、少なくとも選挙曲はあるようなので、実質ストックは12曲。上に書いたように、既存曲が11枠ならほぼ全て消化できそうに見えるが、ライブ関連等々のプラスアルファ枠はありそうなので、しんげき3期曲は残りそう。3期曲イベはSM曲や『イケナイ』の歌唱メンバーとの兼ね合いから、やるとしても『いとしーさー』だけと思われる。
(この投稿は上田鈴帆が久しぶりに出てきたことに端を発しているので、前提としてSMが優先されると思っているが、全部ひっくり返して、今年SMを消化しないという可能性もあり…そうなるとしんげき3期全消化も全然いける)
②8月アニバ前〜9月アタポンは例年に倣い新曲3連続になりそう。その分、梅雨と晩秋の頃は既存曲が連続しそう。
③6月末にカニバイベがあるなら、そこは新曲(昨年のオウムアムアカニバはJokerが間に合わなかったための措置だったと思っている)。SBSの時のように少人数歌唱の曲を大人数用に規定し直すようなパターンは、現状ではストックがないので難しいと思われる。(この枠は22年はjewelries全体曲が来そう)
④例年4月頭のエイプリルフール後のイベントは新曲だが、今年は『LiH』が4月7日に発売を控えていることもあってそちらが優先されそう。おそらくイベント期間は発売日と被り、イベ中にフル版を入手できる珍しいパターンになる。
(『ハーモニクス』はリスアニLIVEまでに消化しておく必要があったとしても、『EVIL』を3月以降、『Wa』を1月末、『LiH』を2月末か3月アタポンという選択肢はなかったのだろうか…？おそらく見落としている要素があるのだろうが、結果的に季節感がガタガタなので違和感は残る)
↑↑現時点で言えそうなのはこのあたり。以上を踏まえて21年のスケジュールを妄想してみると…
(カッコ内は同時期の18~20年のイベント)
1月カニバ：WyH
(HNY、pallet、夢のぞ)
1月アタポン：君ステ
(美彩、スパパラ、幸せの法則)
1月パレード：EVIL
(always、義勇、US)
2月アタポン：ハーモニクス
(Frost、NL、印象)
2月グルーヴ：Wa
(ツインテ、Fascinate、GaG)
3月アタポン：躍る
(キラ満、未完成、ビーシュ)
4月頭パレード：LiH
(Vw、オクリモノ、GJ)
4月アタポン：新曲
(スプスク、きゅんま、Athanasia)
4月グルーヴ：DMW
(桜の風、無重力シャトル、オタラブ)
5月アタポン：新曲
(HARURUNRUN、マクビ、不埒)
5月パレード：イケナイ
(VL、青空エール、ほほえみ)
6月アタポン：とんで
(エチュード、TAKAMARI、シンプロ)
6月カニバ：(人数が多いor多人数演出のある)新曲
(銀イルカ、SBS、オウムアムア)
7月アタポン：いとしーさー
(SUNFLOWER、バベル、絵の具箱)
7月グルーヴ：CoCo夏
(凸凹、夏恋、Joker)
8月アタポン：新曲
(クレクレ、コミコズ、レイナンジョー)
8月カニバ：アニバ新曲(9人曲)
(ガルフロ、TC、GJG)
9月アタポン：既存ユニット新曲
(PL、ステスキ、オレンジタイム)
9月パレード：Blooming Days
(青空エール、ゴシクラ、Bn!)
10月アタポン：新曲
(アンデッド、空想探査計画、TVN)
10月グルーヴ：選挙曲
(SGR、ミラーボール、ダイアテ)
11月アタポン：秋めいて
(SSM、SDb、アンドロメダ)
11月パレード：選挙曲
(君への詩、サンハイ、ネバエン)
12月アタポン：新曲
(Trust me、ギュっと、SnowLove)
『EVIL』『ハーモニクス』を足して新曲10曲(『WyH』は19,20年で言うコミコズ等のライブテーマ曲と思われるので新曲としてカウントしない)。
雑に言うと『強い曲』をアタポンに据えてみたが、適宜組み替えは可能だろう。また、今年もライブテーマ曲の類が来るなら、どこかしらのしんげき曲が削られてその分がその曲になると思われる。
さらに、選挙曲のタイミングは前後しそう。自分は、19年に選挙曲のリリースが遅れたのはオーディションの多さが原因だと邪推している(spin-offの展開の早さを考えると選挙後に実質5人ボイスをつけている)。一方で20年は富田さんへの指名もあったようなのでスムーズに行ったのだろう(実質2人)。今年は19年タイプ(人数で言うなら18年)ではないかなあ、という気がする。
もう無いとは思うが6回のようにかなり遅くなったりする可能性もあり、色々書いたが結論としては選挙曲イベのタイミングは読めない。
選挙曲は置いておいても、新曲の供給数を極端に減らすというある種の自滅采配がなされない限りは、月2イベの現状では既存曲の消化に限界がある。ここまで見てきたように、今年も19,20年に似た展開になるなら、ストック全消化は難しいと見るのが妥当だろう。
そもそも今回は「シンデレラ10周年という節目」「21年中」という期限を自分で設定して予想を始めたが、この前提はデレステのイベント展開としてはあまり意味を持たない。そのため、運営も特に拘っているところではないのだろう。同じ期限までの施策なら、「何らかの形での全員へのソロ曲付与」などの方がまだそれらしいものだと思われる。
また、全消化を難しくしている夏曲たちについて。どうしてもアニバ時期の都合で後回しにされがちだが、とはいっても、アニバ前後の新曲連打による「盛り上がってる感」は大切に演出して欲しいと思うので、(SM以外は)ゆっくり消化して欲しい。
４ その他、思ったこと
①個人的に今年来そうなユニット曲は、あきらの持ち曲が少ないため『ユニ募』『マイレボ』のどちらかは含まれていると思っている。22年には爆エブとかトランクィルとかポイズンなんとかが来そう。自分はモバマス博士ではないので、既存ユニットは自分の知っているものしか知らない(ので、モノクロームリリィとセレクテッドとフレンチキスとイノセントアニマしか望んでいない)。
②アニバ曲は未歌唱かつ人気上位組として、奈緒・奏・卯月・杏・乃々・フレデリカ・飛鳥・芳乃・みく・輝子あたりから3~4人+αで(数打ちゃ当たる)。
③『3chord』イベのC/W曲→表題曲の流れを踏襲し、19年新アイドルのSSR3周目が始まったことやCM(とストコミュ更新)が控えてることも加味すると、どうしても予想時点では今春は“月刊ちとせちゃん”になってしまう。『イケナイ』を秋に送って『DMW』の時期を少し遅らせるなどなど、焼け石に水でも緩和することはできると思うので、出番の変な偏りは避けて欲しいと思う。
④『WyH』後の美波や『Wa』中の桃華など、フェスが2回になり声付きSSRの供給ペースが上がったことによる、「イベントと被せたSSR供給」が最近見られる。美波を見るに9~10ヶ月スパンでの登場もおかしく無いので、けっこう柔軟にGRの展開と絡めた予想ができそうだが、正直なところメンバー予想+報酬キャラ予想+ガチャ予想は幅がありすぎるので、今回の投稿では無視して既存曲の消化にのみ焦点を当てた。
⑤この投稿で無視したもう一つ大きな要素として、「曲の属性を考える」ことがある。もちろん偏りはあるが、大まかな傾向予想にはなる。例えば、GR未登場の面々から見ると、属性間の未登場の人数比に対して、今年来そうなSM・しんげき曲はどちらもCu曲が残っていることから、GRの新曲ではCo/Pa多めの曲は来そう…という感じ。また、アニバ明けの有名既存ユニットは16年からCu→Co→Co→Cu→Cuと来ているので、今年はおそらくCoかPa曲になるようなユニットか？候補は知らないけど。
いずれにせよGR新ユニットのメンバー予想は実質不可能なので、化学反応なり正統派料理なりを口を開けて待っている他ない。とりあえず21年3月19日時点での予想として、この投稿を残しておく。
