脳とおたく心のノートとなるトコロ

しらこ(Tw:triad_prms)の雑記。アイマスの話が多くなりそう

速水奏 2020~2021 ②

コミュ系での印象的だった出番のピックアップ

 

SSR(+α)編、ブロードキャスト編以外の出番について言及した方がよさそうなものをまとめた。

 

 

1 デレぽ

①7thライブ打ち上げ

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横の二人と違いライブ表題曲の音源歌唱メンバーじゃないのでヒヤッとした。
フレデリカがリプをつけてくれて、歌唱メンバーがその場にいることを示してくれたのはせめてもの救い。実は李衣菜とは同い年で誕生日も近いという共通点があり、誕生日のお祝いイラストでも一緒になった。(誕生日といえば、奏Pから藤井朋さんに言及するとき、速水奏の引き立て役としての性質を暗に期待していることを完全に否定することは難しいので、あまり触れたくない)
あと、funky dancingのライブ衣装がめちゃくちゃ好きなのでデレステに実装してほしい。

 

②ポエムで感傷にひたる

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速水奏は定期的に夜にこういう投稿をする(11月にはフレデリカにイジられた)。割とスルーされているが、心配性のお姉さんに捕まることも。
決してかまってちゃんなのではなく、なんとなく思いついたり仕入れたおしゃれだったり比喩的な言い回しを使ってみたくなるタイミングが時々来ているだけ(あ私妄話)。
あと、なんだかんだで高校生なので、実は全然夜更かししないし早起き。

 

③おうちデート?!

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普段はROM専だがついふぁぼってしまった。自分は速水奏は私立高校に通ってる線を信奉しているので、この日は暦の上では金曜だがお泊まりではなかった(断言)。
家に呼べる仲だと判明したことはもちろん、速水家が「友達を呼んでいい家」だと判明したことも大きい。家がデカすぎて客が一人来ているくらいでは気づかないとか、不干渉すぎて誰が来ようと気にしないとかのちょっとひねた見方をしてもいいかもしれないけど、日々に退屈し閉塞感を覚えていた速水奏がアイドルになって家族に紹介できる友達もできたと考えると、後方親戚面をせざるを得ない。

 

④速水キメで

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LiPPSの供給!アニバのCMにも出ていたが、擦り続けるなら2曲目をください(強欲なオタク)。よく似たり仲良しな5人…というよりはビジュアル・雰囲気重視で集められており、奏や周子のようなからかい上手が常識人・真面目枠になり、比較的空気を読めるフレデリカが志希とはっちゃけたりと、周りを見ながらバランスを取り合うのがLiPPSの面白さの一つ。この5人は普段も互いにデレぽでメッセージを送りあったりしているので、LiPPSでの出番もまた見られるかも。

 

⑤モバ奏の口調

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キャシーと美紗希の風呂敷トークの流れ。
モバマスの初期の方のカードでの速水奏はこういう喋り方も多かった。自分はリアルタイムでは見ていないので懐かしいとかはないが、アイドルとして外殻を作っていく中で身に付いた今の大人っぽい口調ばかりではなく、たまには年相応の喋りも見せてほしい。
余談だが、デレぽの速水奏は一人でポエムを放るだけでなく、割と色んな人に絡みにいっている。雑に傾向づけすると、この返信のような自分の興味のある分野や、夜や海や映画にまつわる話など。

 

2 ユニット仲間(営業コミュ)

LiPPSの話もこちらに書いた方が良さげだが、20年の速水奏は2ユニットに絞るべきと感じたのでデレぽの方にまとめた。

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ふたりが速水奏を和らげ、さらなる成長を促した。奏もふたりへリスペクトを見せながら、「友達」と呼んでいる。
1年間にミスアイ(2本目),デアアウの営業コミュが更新されたり、楓と美波のSSR5枚目の劇場わいどに奏も登場させてもらったりと、9回総選挙でCo4~6位に入った3人の親交が目立った年だった。デアアウの営業コミュでは学校指定の参考書では間に合わない英語の勉強をしているという情報が提供され、速水奏進学校通い説が補強された。
また、今さらデレアニの話をすると異常者に思われそうだが、実はこの3人はデレアニの3勢力(先輩組・CP・クローネ)のリーダー的存在なのもあり、各イベントのコミュで語られている以上に通じるところがあると思っているので、ここの繋がりがプッシュされるのは美味しい。何より、このイラストも劇場も速水奏が本当に楽しそうで大好き。

 

3 劇場わいど

2020~2021の速水奏登場の劇場は4本。
うち3本は上にも書いたSSR実装時のもので、ここでは『君ステ』イベント時のものを簡単にみる。(『君ステ』のイベント自体の振り返りは2月にやったのでここであらためて見直すことはしない。画像なさすぎて見づらいので総選挙終わって落ち着いたら作り直す予定)

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いつもの「聡い女」をやったのだが、注目したいのは奏のスケブ。誤解を恐れずに言うと、字が汚いのだ。同劇場では、他の4人がスケブに書いた字も見られるが、年齢やキャラのイメージを踏まえた相対的な字の汚さでいうと、奏がぶっちぎりだ。
速水奏の手書き文字といえばサインだが、今回の手書き文字を見た後にあらためてサインを見てみると、かなり通じるものがあり、デザイナーだかイラストレーターだか知らないが、レタリングの妙が感じられた。

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4 映像媒体

『君ステ』への参加と最終話での登場が、速水奏のしんげきえくすてでの出番。最終回までユッコと奏が未登場ということで、おさらい的内容になるのは予想されていた。アニメ自体は映像化の火を灯し続けること自体が目的のような作品で、正直わざわざ触れるようなものでもないが、しんげきED2回目の歌唱をさせてもらえたのは嬉しい誤算だった。
秋には『秋めいて〜』のデレステイベントもありそうで、一年に2回しんげきイベに参加する前代未聞の例ができそうだが、たまたまなので仕方ない。また、余談だが、『秋めいて』が控えていることを考えると、まだしばらくモノリリは期待しない方がよさそう。

もう一つが、アニバ期のCM。集団幻覚とか言われていた。

好きなカットは美嘉と周子の手繋ぎ。5thアニバの浮かれぽんち具合は昨今の情勢と乖離しすぎてまさに夢のようだった。アニメPVやCM制作は、速水奏の出番の有無関係なく次のアニバでもやってほしい。

 

5 シンデレラヒストリー

2020年3月25日、速水奏のシンデレラヒストリーの追加。バレンタインイベメンバー(かな子、拓海、有香、法子、伊吹)との交流や、伊吹との映画デートが描かれる。真っ直ぐで気取らない伊吹や、そんな伊吹に惹かれながらもリラックスした奏が微笑ましい。
さらに、好きな映画のジャンルへの言及もあり、より速水奏が色づいた(後々更新されたリフレッシュルームでも同様の話をしているが、初出はこちら)。もうサメ映画ハンターとは呼ばせない。

話の途中で速水奏がおすすめ映画として挙げていたのは『陽のあたる教室(原題:Mr. Holland's Opus)』で、それ自体が良い映画であるだけでなく、おそらく奏の想いを窺うのに活かせる映画でもあるという多層的なつくりになっている。大手配信サイトに無く、中古の円盤はプレ値がついているので観るのは少し大変だが、速水奏への理解を深めたいなら観て損はない。(さらに『アメリカ交響楽』というガーシュウィンの伝記映画をあらかじめ観ておくと、劇中の音楽へと親しみを持てるし、『教室』でのガーシュウィンの引用の多さが、アメリカ人が誇る“自国の”音楽家であるから、という背景を理解することもできる。こちらはアマプラにある)

ネタバレになるが、簡単に触れると、オランド先生とロウェナの関係はもろに奏に魔法をかけたPとPを誘う時の奏だし、真摯な先生とそれに絆されていく多くの生徒という構図も、学生としての日々に物足りなさを感じていた速水奏にとっては羨ましいだろう。さらに、(仕事で忙しい親へのもやもやを抱えていた)コールとしての奏もいたのかもしれない。速水奏はこの映画で描かれている様々な人間関係に実感をもって共感しうる人間なのだと考えると、自分を読み解いて欲しいという無意識の願望も込めて、他人に勧める映画としているのも頷ける。

 

6 外部コラボ

ゾンサガコラボ時の月末限定で登場。

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『君ステ』イベでのMV撮影に続き、演技に挑戦する速水奏。ゾンサガのステージ衣装を纏い、あまり見ない表情での決めポーズと、コラボならではの珍しい出番をもらえた。個人的には、(特訓後を直接トレードでお迎えしたことも関係しているかもしれないが)特訓前にはあまり惹かれないし、特訓後も絵は綺麗だが卯月や雫と比べると衣装があまり似合っていないと思ってしまっているので、出番の希少性という観点以外からはあまり好意的なコメントができない。

また、卯月と一緒の出番だと5回の月末ガチャを思い出してしまうが、同じメンツでもこの時期の出番だと、一応逆ブということになるのかもしれない(ステ専が支持基盤と思われる速水奏においては言い訳にはなりにくいが)。
9回で10~12位の3人にジャストで選挙直前の出番があり、14位のしゅがはも選挙直前のステ限定で逆ブされ、一方で13位の美嘉や16位のりあむに選挙期間中の限定ガチャでの出番があったというような構図からは、10位台の混戦を招こうとしているという運営の思惑を読み取れそうだが、穿ちすぎだろうか。

 

7 まとめ

こうして振り返ってみると、この一年半弱で各方面で様々な形での出番があった。均さなくてもひと月に一回はある?というような勢いで、大変ありがたい。
身も蓋もない話をすると、16年の総選挙前の出番集中や、17年の円盤曲2回目の強奪に半年でSSR2枚実装や、18~19年のデュオユニット2回抜擢など、速水奏デレステリリース後からずっと、総選挙の成果なんてまるで関係ないバリエーションに富んだ出番をもらっている。20年は君ステの時期遅れにより年間イベ回数が0回になったことで、この結果だけ見るとむしろプッシュは落ち着いたような雰囲気すらあるが、アニバ曲&ゴールドラッシュユニット未消化な上に今となっては貴重となった既存曲のストック持ちという、この期に及んでまだまだ期待できる出番も控えている。
また、先日、総選挙曲の価値について、それを歌うことの意味という観点から触れたが、逆に楓や文香のように出番の希少性としては特に大きな意味を持たないし、それゆえに総選挙ではちょっと甘えた雰囲気になるのもやむを得ないという贅沢すぎる悩みもあるのが速水奏なのだ。