脳とおたく心のノートとなるトコロ

しらこ(Tw:triad_prms)の雑記。アイマスの話が多くなりそう

第10回CG総選挙と速水奏 あとがき

今年の振り返り

 

長い一週間が終わった。
深呼吸して正午ジャストにデレステを開き、来年へのフックとして智絵里や楓には勝ちたいと思いながら結果発表を見守った。

どんな結果であれ、結局言えることは「また来年!」という前向きに見えるこの一言しかないので、長くなりすぎないよう自分の第10回総選挙を振り返ってみようと思う。結果発表前から書き始めているので、時制の不一致が起きているように見える箇所・後出しジャンケンをしているように見える箇所もあるが、適当に脳内で整合性をとっていただければと思う。

 

 

1 投票結果

総選挙セットは50点購入し、VIAの約16500票を総選挙の約7500票とトレードした。交換についての意図・結果などは一つ前の投稿で書いた通り。最終盤では総選挙票の3,4倍のVIA票を投げている事例も観測できたので、早めに交換してもらえたのは幸運だった。
また、MAX課金して全て同レートで票交換した場合が120000票なので、すごいえらい人の20%弱分だけ票を投じた事になる。お得石で賄えば10万円程度で済む量だったが、きっちり積み立てていなかったので、13万円くらい使った。

今年の無課金票はMAXで両媒体で882票*1だったらしく、デレステで15票、モバマスで約50票を取りこぼした。モバの方はぷちコレ撃破報酬やアイプロの2箱目など無理ゲーなものも混じっていたので諦めもつくが、ステの方は原因が思い出せないのが癪。一曲も叩いていない日が3日もあったとは思えない(1日はあった)ので、アタポンかスシロー期間中に微妙に走りきれていない日があった?ドリームユニットの投票も普通に2回忘れてしまった。

投票に際しては、前の投稿でも書いたように、15000票まとめて投じるのではなく、883票/日でちまちま消化した。機械的に投げるのもアレなので、日記的な短文をほぼ毎日添えたが、被らないことを意識したら普通にネタ切れした。もし期間中毎日(28回)やっていたら月の満ち欠けとか天気の話とかをせざるを得なかったと思う。来年やるなら仕込みが必須。
ちなみに28日×883票をやるには24724票=80セット、20万石が必要。お得石を1年間積み立てると226800石で、納税したり限定スカチケなど買う分を差し引いてちょうど良いくらい。

今回の一媒体で得られる無課金票の数が882票ということで、奏Pに毎日883票くらいなら…と思ってもらいたいという自分の分散投票での狙いと噛み合った数字*2が公式から与えられはしたのだが、自分の取り組みも含め、ほぼ意味はなかったと思う。
また、この取り組みの中で、総選挙の危うさについても思いを馳せることになった。今年で言うと、烏屋茶房さんが総選挙初日に15000票を文香に投じたスクショを自身のTwitterに投稿していたが、あれがもっと直接的に文香への投票を促すようなものであったなら、文香と志希の競り合いは違った様相を呈していただろう。速水奏界隈に例えるならば、飯田氏がTwitterを開設し毎日883票の投票を報告していたら、速水奏はおそらく総選挙曲圏内だったと思う。このあたりの妄想をしながら、影響力のある人間が介入した瞬間にパワーバランスが大きく変動しそうな仕組みで、よくここまで大きな問題が起きず続いてきたものだ…と感じた。これは同時にデレマスというコンテンツの狭さ・小ささの表れでもあるが。

あと、西園寺琴歌さん、本当におめでたい。VIA2位以下はかなり僅差っぽいので、交換していただいた方のような機を逃さない活動が結実して出口調査をひっくり返したのだと思う。
昨年のつかさ然り、やっぱり自分の投票で何かしら成果が出ると嬉しいので、上位3人での展開を楽しみにしている。

 

2 出口調査のおさらい

1 結果

両サイトの21/05/22 14:45時点でのスクショを用いて、最終的な出口調査の結果を見てみる。
中間発表がなくなると、この表をこねくり回すのが総選挙の主たる楽しみ方になってしまい、外部の有志に依るところが大きいってどうなの?と思ってしまう。中間発表後に浮動票が一気に流れるのもそれはそれで何も面白くないが、この感覚は中途半端な上位帯にいるアイドルを応援している身だからこそ出てくる傲慢なものであることは意識していないといけない。

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引用元:http://1179ing.pe.kr

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引用元:https://cgelection.tk/general

両者に細かな違いはあるものの、速水奏について見ると、どちらの集計でもアカウント数順位で9位につけている。9回の出口調査からの変化で言うと、加蓮・幸子・美嘉を抜いて、藍子・しゅがはに抜かれて差し引き一つだけランクが上がった。

ガチャでの出番を受け下から大きく突き上げてくる可能性があるのは、美嘉・飛鳥の二人だった。また、昨年は出口調査から大きく順位を上げた楓が速水奏のすぐ下についた。

 

2 グラフにあらわれていると思われるものと例外

以前も触れたことなので細かく理屈は書かず列挙する。9回の出口→結果をみて、出口調査から読み取れそうな各種パラメータについての話。

・アカウント数は多い方が良い
・9回で出口調査より順位が上がった子はPの課金力が高い(逆も然り)
・アカウント数が同規模&P層が似ている場合、
→T/Aが低い方が課金票が多い可能性が高い
→OA率が高い方が課金票が多い可能性が高い
・VIAとのクロス集計で縁のある子への投票が多いほど票は伸びにくい
・自分より出口順位が上の子への同時投票が多いほど票は伸びにくい

9回の出口調査だけ見れば以上のようなセオリーがあると言えそう。一方で、見えている数字通りに結果を出さなくしている要因もいくつか考えられる。以下、自分の思いついた出口調査の数字を狂わせうるもの。

① 票交換
票交換をすると票は増えるが、交換の相手が色々な相手と交換していると結果的にOA率が下がる。特に今年は4月末ごろから交換時の連携ツイート必須の空気ができ、出口調査に交換の様子もあらわれるようになった。
これらの環境を鑑みると、今年の高すぎるOA率は票交換が足りていない可能性も示唆している。(相手に複数回の票交換を許さない)大口の交換が多い陣営はOA率が下がっていなくとも多くの票数を獲得しているパターンもあるが、さすがにこれは考えなくても良いと思う。

② 投票企画
5月8日の夜、一部の子のアカウント数が200~300くらい急に伸び(この動向はingの方の出口で確認できる)、それまで出口6位につけていた速水奏は瞬間的に10位まで落ちた。最初は原因がわからず戸惑ったのだが、Twitterを彷徨っていたらとある生放送が原因だったとわかった。
ざっくりとその放送の内容を説明すると、「ダイマ音源の詰め合わせをみんなで見て、良いと思った子に投票する」というもので、のべ2000人の視聴者が観覧した、ファンの企画としては大きなものだった。ただ肝心なのはそこで動いた人数ではなく票数なので、企画後に投票履歴を公開している人を探し何件かサンプルを集めたが、実態としては無課金票を細かくちぎって投票しているような様子だったので安心した。
もちろん、これを見て課金を決心した場合や、最終盤のまとまった浮動票の行き先に影響を及ぼした場合もあると思うので、企画への参加は概ね純粋なアドバンテージではある。しかし、それでも、この生放送で取り上げられていた子は、そうでない子よりも出口から数字が落ちる可能性は高いといえるだろう。

③ 環境の変化
9回と10回の環境を比較すると、大きく2点の変化が見られると自分は考えている。一つ目が物理的な変化、つまりライトユーザー大量離脱。二つ目が精神的な変化、つまり課金選挙への心構えができたことだ。
デレステのアクティブユーザーが例年より勢いのついた減少傾向にあるのは、時々取り沙汰されている。一方でイベントでの上位へのランクイン難度はほぼ変わらないので、層としてはまんべんなく抜けているわけではなさそうだ*3
また、一昨年ランクインした声無しアイドルが下位や圏外へ吹き飛ばされた9回の結果をみて、好意的に捉えたのなら10回も頑張るだろうし、もう無理だと思ったらコンテンツ自体からフェードアウトしているかもしれない。つまり、9回の上位帯と下位帯とで、10回へのモチベーションは、大きく開いてしまっていたのではないだろうか。速水奏は、どちらかというと昨年の結果に勇気づけられた側だろう。

 

3 数字の上での速水奏

ここまで見てきたことも踏まえつつ、10回の速水奏の環境としては

・ややP層の被っている文香と志希の大一番
・一応モバで逆ブ&SSR5周済
・総選挙曲未歌唱
・順位は上昇傾向
・ライラ&マキノに自主投票する人多め

・Pの課金力は高くも低くもない

といった要素をピックアップできるだろう。浮動票を味方につけることもできず、選挙セット期間内のSSRを期待することもできず、CGもまだ遠く、そもそも優遇気味なアイドルなので総選挙入賞での出番にこだわる必要性も低い。「最後かもしれない総選挙で、初の総選挙曲の歌唱を目指す」という一点をモチベーションに勝負していたような形。これが相対的に不利かどうかは置いておいて、まだ心に火をつけて自分自身を限界突破するには足りなかったのかもしれない、と思っている。

ここで、今となっては虚しいが、上位層の順位を、出口調査ベースで答え合わせ的にみてみる。妄想なので読みづらいが小文字で…(上3人は省略)

まず、アカウント数順位の実態について。某放送のラインナップに名前のあった、まゆ・藍子・りあむ・智絵里から200~250アカウントほど引いてみると、一応、しゅがは・まゆ・奏あたりで5位争いをしているようには見えた。
しかし、9回同様、楓と藍子が出口から伸びた(今年の楓については、選挙前のノワールと歴代CGユニットでの出番確約という課金票へのデバフがあった)。藍子は昨年の数字の強さと悔しさから5位以上に入ると見るのが妥当だっただろう。
また、出口から伸びる組がいるように、その逆もいる。とはいえ、まゆ・智絵里の昨年は出口から少しだけ落ちた組は、昨年の幸子・美嘉・りあむとは違い、下から大きく捲ってきた楓・藍子(・美波)にしてやられただけなのだ。さらに、美波やngsとのP層の違いや、昨年の出口からの大負け、ライトユーザー減少のあおりをもろに受けているキャラ…と諸々を勘案すると、りあむは流石に5位以内には入らず、良くて1桁順位と考えるのが妥当だっただろう。そして、幸子や美嘉については(後者はモバのガチャはあったが)そもそもアカウント数も伸び悩んだまま昨年同様の傾向が出た。

速水奏に話を戻すと、加蓮・美波を上回るのはまず間違いなく、しゅがはの数字が実体を伴ったものであれば指標上は完敗している。
また、出口からのランクダウン実績持ち組について。まゆは怪しいが、智絵里は不安定気味なところもあるので、一応上昇傾向にある速水奏は割と抜けそうで、りあむは流石に抜かせてくれ、という感じだった。
そして、戴冠後の7回ですら8位につけて、一度も速水奏の順位を下回ったことのない高垣楓。CGや総選挙曲圏内といった目標を設定する際に、避けて通れない存在。今年が最後の総選挙なら、せめて物語が欲しいから勝たせてくれ…とは思っていたが…。

以上が、出口4位以下と速水奏との数字ベースでの関係性についてまとめたもの。
出口と近年の動向ベースであえて並べると、

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こんな感じになっていれば、出口調査から読み取ったことと、自分のイメージした各アイドルのPの動向が合っていたのだろうなあと思えた。
言うても、こうやって奏に甘くつけてみても総選挙曲は逃していると見做さざるを得なかったし、8位以下に並べた3人には明確に勝っている理由を示せてないままなので、あくまでも願望混じりのお遊びの配置。

 

3 欺瞞

強い言葉をタイトルに据えたが、速水奏にまつわる総選挙の話をしてきた際に、意図的に誤った内容を書いてきたことがあるのでそれについての記述。ネタ明かしというよりは贖罪のつもりでここで吐き出しておく。

1 佐藤心について

「しゅがはは出口からブレないから今年は強い」という論調で速水奏の不利さを説いていたが、しゅがはが制服限定にて打撃を食らっていることを無視した。各種指標を見るに、ごく一部の重い課金に頼っていそうなしゅがはは、逆ブによるデバフを露骨に受けていただろう。また、そんな中で出口では伸びていたのだが、これについて面白いことに気がつき、「指標上強い」というのも正確ではなかったと言えそうなことがわかった。
しゅがはは、出口調査のアカウント数によって示されるPの規模が昨年からほとんど変わっていない。1450程度のアカウントが、昨年も今年も投票ツイートを行っている。もちろん新陳代謝はあるだろうが、(意外にも)ライトユーザー減少の煽りをほとんど受けていない陣営なのだ。不埒〜JUJで区切った期間を振り返ってみると、しゅがははSSR1枚とイベント3回(報酬2回)という出番があった。同規模なのは桃華(イベ3SSR1)・加蓮(イベ3SSR1)・梨沙(イベ3)で、明らかに目立っている*4
しゅがはPはもしかすると、担当の出番があり続けるからデレステが楽しく、昨今のユーザー減の根本にある「担当の出番が来ない(からクソ)」というマイナス感情をほとんど抱いていないのではないだろうか。今年の総選挙で伸びたというよりは、デレステ初期をピークに減るばかりのユーザーを繋ぎ止めたことで、相対的に立ち位置を上げたということになる。となると、上位陣は昨年から300~400アカウントくらい減っているので、

垢減少数350×無課金票1500*5×60%(9回上位帯でのオンリー率)×(1+昨年票交換したユーザーの割合(3割と予想))

に、分散して投票されたいくばくかを足した数字が周りに対してのアドバンテージとなる。推測値ではあるが45~60万という数字が出せ、順位の上昇傾向を鑑みてしゅがはの獲得票に色をつけつつこの数字を周りの得票数から引くと、9回の1桁台後半に相当する数字が出る。さらに、もし同順位帯のPの減少数の内訳が、課金・無課金を問わず満遍ないものだったのならさらに順位が伸びるはず。…というのが、今年の総選挙でのアカウント数維持が意味することと言えそうで、しゅがはの相対的な強みと言える部分になる。
だいぶ大雑把な数字の設定ではあるが、考え方としては概ね正しいはず。一方で、ここで見てきたような票数の感覚に基づいて考えるなら、しゅがはは瞬間的に5位につけていた出口調査ほどには伸びないはずなのだ。これは単に、周りのアイドルの抜けたP層は思ったよりライトで、一部ユーザーの大きな課金に頼るしゅがはにはP数によって得られるアドバンテージの限界があったというだけだろう。なので、速水奏も近年の上昇傾向が真であったならば、しゅがはの躍進を危険視するよりも、普通にまゆや楓にどうやって勝つかについて論ずる方が、数字の上では意味のあるものだったはず。

 

2 順位の推移について

 「佐藤心脅威論」が奏Pを奮い立たせるための嘘だとしたら、こちらは奏Pを萎えさせないための嘘。速水奏の順位の上昇はまやかしで、この4年間で抜けたのは数人しかいないという話。

5回以降の総選挙を語る際に、「持ち回り制」的な性質に言及しないわけにはいかない。前年度で一定の成績をおさめたアイドルは、翌年大きく順位を下げるのだ。これは声の有無に関係ないので、多くのアイドルは順位が繰り上がっていく。つまり、順位よりも「上に誰がいるか」の方が、わかりやすいものだと言えそう。

実際に、5回以降の選挙を振り返ってみよう。
当時声なしのアイドルを除いた、速水奏より上位のアイドルを羅列してみると…

① 5回(28位。モバ月末ガチャあり。4回は声つき後初選挙で46位)

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② 6回(20位。フェス限が3月末に登場)

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③ 7回(13位。デレステからの投票解禁)

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④ 8回(17位。SSR④が2月末に登場)

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⑤ 9回(VIAが別枠に)

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はい。
こうやって見るとわかりやすいが、露骨に速水奏の出番が増え、ステからモバへと辿るような若いユーザーも出てきた16~17年から4年が経っても、速水奏が明確に追い抜いてきたのは幸子くらいなのだ。杏・蘭子・みく・美穂・卯月のように10~30位台をぐるぐるしている子達からは一つ抜けたところにいるが、志希のようにデレステ票解禁で大躍進を果たすこともなく、最上位陣の門番的存在である智絵里に、奈緒や藍子から一歩遅れて挑戦しているような体でいる。卯月や凛やりあむの存在も考えると、速水奏の実質的な立ち位置は声あり内でtop15に入るくらい、といったところだ。
9回の順位こそ速水奏より下だったが、しゅがはやりあむやあかりも伸びているし、あと数回総選挙があれば加蓮がまた勢いを取り戻すかもしれない。そんな不安も抱えながらも、いまいち伸びきれていないのが速水奏なのである。順位の上での数字こそ良くなっても、本質は変わっていない。数字だけ見て喜んでいても限界はくるし、そこでブレイクスルーを起こせなければ、今度は奏が門番になってしまうのだ。

しかし、総選挙に際しては「昨年は最高順位!」「順位は年々良くなってる!」といった前向きな言葉を発するしかないし、自分もそうした。「未央と声なしで計8人抜けたのに美波に割り込まれてんぞ」「奈緒と藍子は上に抜けたのに奏は智絵里に勝ってねーじゃん」などと言うのは異常者である。結局、総選挙のステージで他者の動向に対して発言権を持つのは、6万票を持ちそれを倍に変換できた者だけなのだ。

 

4 結果をみて

1 速水奏についての所感

最高順位更新!本当にすごい!ちゃんと1桁も入った!Co4位も初!
智絵里をちゃんと抜いた!5位以下はあんまり差ないので選挙曲見えてきた!
でもノワール&CGユニット告知なければもっと差つけられてた!来年わかりやすい目標できたから6周目は寝かしてもらった方が得かも!
しゅがはには制服限定なければ多分捲られてた!次は6~8位の3人でのCDラスト1枠争いになりそう!

IQ下げて書いたがこんなところだろうか。自然増分の2位でなく3位アップなのは大きい。智絵里や幸子のような毎年同程度の規模を維持し続ける門番を越しつつ、自分がそちら側にならなかったのは本当によかった。正直、6位でめっちゃ悔しい!VIAは切るべきだった!という体験を出来なかったのはもったいなかったが。

来年はCD圏内だと安心はできないと思う。一つ上も一つ下もデバフがかかっていたので、気を緩めると今年と順位が変わらずあれ?ってなる。勝手に順位が上がるとは思わず、「高垣楓を超える」という速水奏にとってわかりやすく物語性のある目標ができたのだからそれに向かえばいい。ミスアイの支援は期待できないし、デアアウやモノリリも自分のところで精一杯で、頼れるものを無理やり挙げるとするなら、かなふみとかいう霞のようなものだけだが、それでも今年よりは後ろ盾が大きい。

また、速水奏陣営の規模としてはアカウント数81%、票数としては75%程度になった。しゅがはの得票数が昨年の87%なのと併せて色々と妄想ができそうなので、次の投稿はそれについて書く。

2 その他、面白かったところ

① 藍子の意地とまゆによる9回の再現
側から見ている分にはドラマ性があって面白いのだが、僅差でCDを逃すのはマジで悔やんでも悔やみきれない案件なので当事者になったらと思うと本当に怖い。 

② 声がついた翌年に順位を上げるやべー奴
つかさの圏内入りは、課金レギュならではという雰囲気。
あかりはよくて卯月の少し下(30位前後)に落ち着くかと思っていたらバカ伸びて草。持ってる指標がめちゃくちゃ過ぎて数字遊びをやる時には無視したくなる存在。

③  ガチャブで軌道に乗る
美波!今年はバレンタインの出番もあったので、昨年ほど結果を出さないようにけっこう念入りに潰されている印象があったが、上位に残った。出口調査よりだいぶ強いのでしっかり支援がついている雰囲気。美波に限らず、ライトユーザー減少後に強くなるのはファンの地力がしっかりしているところなのだなあと思った。

5 おわり

無課金票・課金票の規模が変わらないことから、コンテンツの衰退感が出てしまうのを以前から危惧していたが、やはりその通りになってしまった。今回の投稿も(特に後半は)来年も総選挙があるものとして書いているが、そこにもまずは落ち着いて向き合わないといけない。

(言うても次の選挙まではお得石とプレパス以外デレステには課金しないけど、)速水奏は上位組ではかなり総選挙に未練ある組ということもあり、また来年、総選挙やそれに類するものが開催されないと割り切れないままなので、運営が10と12のどちらがキリのいい数字と思うかに賭けるしかない。

*1:昨年から微減

*2:課金しないと(奏Pにとってキリのいい数字である)883票を投じることができない

*3:フェス連発での環境激変によりスコアタ勢も抜けているようだが、この層と総選挙に力を注いでいる層は微妙に被らないだろう

*4:ちなみに、同期間に(自曲での)イベ参加・新カード共に0だったのは、ゆかり(モバSR2枚あり)・颯・未央(モバSRあり)・茜(モバSRあり)・莉嘉(モバ輸入SRあり)という面子。なんではーだけ…

*5:多くがステ専ライトユーザーと思われるので少なめに見積もった