脳とおたく心のノートとなるトコロ

しらこ(Tw:triad_prms)の雑記。アイマスの話が多くなりそう

デレステアニバ、いつメンしか出れない説

デレステの6周年アニバーサリーが近づき、アプリアイコンが変わったりくじ引きキャンペーンが始まったりしている。
この投稿では、過去のアニバを振り返りつつ、今年のアニバに関わる顔ぶれをなんとなく予想してみる。

 

 

1.はじめに

普段のデレステは、リアルイベントやCD展開との兼ね合いを重視されながらアイドル達に出番が与えられている。これにより、ぱっと見では大人気という感じでもないアイドルにも、声がつくと一気に多くの楽曲が与えられたり、録り溜めの都合か短期間に出番が集中することがある。(その逆もある。)
個人的には、“そういうもの”だと納得しているので、それ自体に今この場でどうこう言うつもりはない。

そんな中で、かなり“置きに行っている”と思わせるのが、アニバ時期の采配だ。
アニバ曲、アニバ限定ガチャのみならず、その前後の(無料ガチャ期間に含まれる)月末のフェスや9月半ばの恒常ガチャやアニバイベントを挟んだ2回のアタポンまでもが、年間で見ると強めなものになっていると言える。

これは、端的に、施策の充実度からユーザーを最も獲得・復帰させやすいタイミングがアニバ期と考えられているためだと思われる。
(この采配に恩恵を受けている側ということもあり、)これにもどうこう言うつもりはない。

ただ、この大原則が軸として貫かれているアニバ期間も、キャラバン/シンデレラロードとカウントダウンイラストはこの例から外れるといえる。
原則声なしアイドルが抜擢される9月一発目のイベントはもちろん、カウントダウンイラストは、A20やU149のようなメディアミックスの作者から寄せられるイラストなど、バリエーションに富んでいて、これ(と、ゲーム内での一年の振り返り演出)があるから“みんなでお祝い”感が保たれている面はあると思う。
今回の投稿でも基本的にスルーし、一部のカウントダウンイラストのみ取り上げる。

さて、前置きはこれくらいに、実際にデレステの過去5回のアニバ(8月アタポン〜9月アタポン)を振り返り、これまでのアニバは誰に彩られてきたのかを見てみよう。

ちなみに、各節の最初に簡易的に並べた顔アイコンは、アニバ期3イベの登場アイドルと、無料ガチャ期間中のガチャで出たSSRに描かれていたアイドル(+限定SRやCM登場など「その他」枠)。

 

2.1周年 卒デレアニ

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2016年9月。デレステ黎明期の楽曲や3rdライブの忘れ物が披露された4thライブと連動していた。アニバ楽曲は『BEYOND THE STARLIGHT』。

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画像の10人が抜擢され、「アプリのタイトル画面の5人がライブ出演、楽曲歌唱の5人が歌番組に出演」という体でコミュが展開した。
実際に、アニバと同時期の4thライブ神戸公演に前者は全員参加し、逆に後者は誰も参加していないという、(演者が着用したライブ衣装がイラストと同じなのもあり)現実世界との境界が曖昧になるようなつくりだった。
MVでは、ステージ上のお城のセットが開門し、そこからアイドル達が駆けてくるという演出がなされ、アイドルがステージ上を大きく移動する初めてのMVとなった。

アニバ限定SSRに抜擢されたのは、鷺沢文香&一ノ瀬志希という、奇しくも第10回CG総選挙でトップ争いをした二人。限定SRは森久保乃々。

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文香のカードには美波と周子が、志希のカードには奏と飛鳥が写り込んでいる*1

『ビヨスタ』にはアニメで出番のあったキャラが多く配されたのに対し、アニメでは印象の薄かった文香と、未登場の志希がアニバを彩った。『明日また会えるよね』『咲いてjewel』『Tuip』『生存本能ヴァルキュリア』などのイベントで存在感を発揮していた二人でもあり、2015年以降コンテンツの核であったデレアニからデレステへと役割がバトンタッチされたと思わせるような配役といえるだろう*2

これ以外のガチャについては、無料ガチャが開催されていなかったこともあり、割愛。9月の恒常はユッコ①,美穂②,アーニャ②。
スターシャイン導入以前のデレステは、モバマスP的な「プロデューサーとしての気概」を示す人たちと、その1%くらいの熱量での「引かない理由探し/引けないことの意味づけ」に必死な層が同居していたカオスだったのであまり言及したくない。

アニバ期周辺のイベントは、アニバ前後でそれぞれ『Near To You』と『ラブレター』。

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一年目のイベントの実に11枠を埋めたジュエリーズ楽曲のイベントがひと段落し、アニバ後には既存ユニットへ楽曲が与えられるイベントの記念すべき第一弾が開催された。
こういった流れを見ても、デレステ1周年(&4thライブ&デレ5周年)というタイミングで、デレステ以前という、いわばシンデレラの1stシーズンは締め括られたと言えると思う。

 

3.2周年 無料ガチャ開始

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2017年。オリメン披露が望めない曲として名高い『イリュージョニスタ!』と共に訪れた2回目のアニバ。

ジョニスタのMVではラスサビのタイミングで馬車に乗った6人目が全アイドルの中からランダムに現れる特殊な演出が仕掛けられている。
この「馬車ガチャ」により、MVスクショを丁寧に蒐集している人は地獄を見た。

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楽曲歌唱メンバーは上の画像の5人。報酬は文香とまゆで、文香のカードの特訓前には美波とナイトプールを楽しむ様子が描かれた。
こう振り返ると、美波&文香のペアは2年連続でアニバに噛み、非イベント時のゲーム起動画面において卯月→未央という流れができていた訳で、初期から割と露骨だったのだと思う。

限定ガチャの方は、森久保乃々・佐藤心の二人SRと神谷奈緒
SSRの2人には2016年に第5回CG総選挙で上位入賞しボイスを獲得したという共通点がある。しゅがはは6回総選挙では圏外に弾き飛ばされていたので、この共通点が重んじられた人選であると考えるのが自然だろう。

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50連分の無料ガチャの開催もあいまって、5回選挙で「応援したアイドルに声がつく」という成功体験を味わったユーザーにそのアイドルのSSR(しかも当時最強のプリンセス)配布の機会を設け、より好きになってもらおうという分かりやすい物語が見える。
余談だが、2人が声のついた後も総選挙で好調な成績を修めているのは、一定数のユーザーが2人のプリンセスを獲得し、使っているうちに愛着が湧いたという一因があるのでは…と考えるのは穿ち過ぎだろうか。

アニバ前後のガチャは、無料ガチャでこそ手に入れられないが、愛梨③・楓③が登場し、CG2人という強力な布陣でアニバを彩った(特に楓は自身がCGの年だった)。

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また、写り込みは、乃々は同年春にイベントのあったインディヴィの2人で、しゅがはは翌年にイベントのあったしゅがみんの相方、ウサミンだった。アニバ前後の『双翼の独奏歌』『Twin☆くるっ☆テール』を見ても、モバゲー発ユニットが大切にされており、かつゲームの盛り上げに寄与する強力なカードだと認識されていた時期だったと窺える。(この傾向は定番となり、5周年の年までずっと続く)

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さらに、限定ガチャについては、SR枠のダメガ奈緒の登場にも注目しておきたい。前年のアニバ限定SRだった乃々が翌年にSSR枠で登場したのと似たことが、奈緒についても起きるためだ。

そして、この奈緒とプリンセス乃々が無料10連によるリセマラで同時に確保できることで、アニバ期間に販売されていたスカチケで判定強化の凛①と加蓮の回復SRを獲得し、初心者向けの森久保&TPユニットがアニバ期に一気に組める、というのが一部で話題になっていた覚えがある。

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もちろん運営も想定していた分かりやすい遊び方だろうし、ジョニスタの「色んなタイプの人気メンバー詰め込みました!」感も含め、かなりライトめにデザインされたアニバだったと位置付けることができるだろう。

 

4.3周年 アイドル、大地に立つ

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2018年。1周年イベントメンバーの卯月、2周年アニバ曲歌唱の未央に引き続き、満を辞してコンテンツの顔・渋谷凛がセンターを務める『ガールズ・イン・ザ・フロンティア』が登場。
カウントダウンイラストもこの年から。

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自分の足で歩け シンデレラ」というショッキングなワードと19年のデレステへの4人の新アイドル追加を絡めて取り沙汰されることが多い。(「変わらなければ やがて朽ちてく」と方向性としては同じだと思うが、ガルフロの方がさらにキャッチーなのでこちらが用いられるのだろう)
『ガルフロ』とそのメンバーも、何もかも分かりやすかった最初の2年と比べると、5人の歌声のバランスや曲自体のアクなど、諸々を込みで消化することが求められるような感じに変わったといえる。

限定SSRスカチケの販売、AR機能の拡充、過去のMVを振り返る演出のあったMVなど、これまでのデレステを踏まえつつアイドルたちの新天地を拓いていくという物語のあるアニバではあった。
一方で、失明SSR(両目を閉じた笑顔により瞳がイラストに描かれないカード)の増加や、ユニット衣装SSRというメンバー間で代わり映えのしない衣装を着たカードの大量供給という不穏な空気が漂いだした感もある*3

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限定ガチャは、Da7秒編成でも仲良しな高森藍子&北条加蓮(限定SRは前川みく、同時追加の恒常SRは的場梨沙)。同年から無料10連の期間が伸び、期間が一瞬被った直前のフェスでは奈緒&悠貴が、直後の恒常ではPCS卯月(4周目解禁)が登場(奈緒の画像は省略)。
ニュージェネ(というよりトラプリ?)とその仲間たち尽くしだった。

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写り込みは、画像の通り、美波・美嘉・フレデリカ・まゆ・李衣菜・智絵里・歌鈴・響子・美穂(…こうやってまとめて見ると失明というキツい表現でのそしりを受けたのもやむなしと言えるのではないだろうか)

『ガルフロ』前後のアタポンは、ミリシタに輸出もされた『クレイジークレイジー』と過去最高ボーダーを記録した(奏Pが心の拠り所にしているともっぱらの噂の)『Pretty Liar』の2曲で、誤解を恐れずに言えば、キレイどころかつ関係性に注目されやすい2人ユニットでのイベントで固められた。総選挙がモバマスデレステ合同になった年だったこともあり、コンテンツとそのファンの毛色が変わってきた感じがある。

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カウントダウンイラストは、杏仁豆腐氏のちびキャラ集合イラストで締め括られた。

これ自体から何かを読み解くというよりは、好き勝手描かれたこのイラスト(最終日の杏仁枠)が一年後にどうなるか、という比較のために置いておく。

 

5.4周年🏳️‍🌈🍤🌈

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シンデレラにとって激動の2019年。『TRUE COLORS』に歌われた虹のグラデーションさながらに、デレステアニバ史上最も多様性に満ち、人権意識が高かったように見える年。

『TC』については多くは語らない。ngs枠を継承した美嘉・藍子と愉快な仲間たちという感じ。ガチャも含めれば藍子・悠貴が前年からの続投で、肇は翌年のアニバ前フェスで登場。
持ち曲の少ない新人組に楽曲が与えられ、颯は2イベ連続出演となった。

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前後のイベントは『コミコズ』『ステスキ』だが、『コミコズ』はライブテーマ曲として時期のずらせないイベントではあったので、『夏恋』『バベル』もアニバ前哨戦として考えるのもアリかもしれない。
『ステスキ』からは、声がついたばかりのほたるの持ち曲を増やすという福利厚生の手厚さを感じつつ、森久保乃々がアニバ期イベに登場したということにも注目しておこう。

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アニバ限定は、画像の3人。CGが2人にngsの仲間枠かつラグビーW杯にちなんだ説のある茜(とSRゆかり)。写り込みはしゅがは・梨沙・莉嘉に加えユニ募の3人*4

アニバ前のフェスで加蓮・日菜子が登場し、アニバ後恒常は最優秀新人枠の夢見りあむ(この3名は写り込みがないので画像略)。ちなみに、3周年の恒常卯月の直後のガチャは(無料期間対象外だが)恒常日菜子だった。

杏仁豆腐氏のカウントダウンイラストは、

と、昨年のごった煮メンバーとはうって変わりまさかの新人7人。最終日がCGとしてのご褒美か、未央のしんげき風アニメだったので、イラストとしてはこれが実質最終日。

『TC』がライブのアンコールパートで流れるエモい感じの曲になったり、新人組も参加した7thライブの盛り上がりによって全体の空気としてはなあなあになりはしたが、この辺りの運営はもう振り切っていて逆にすごいと思う。

 

6.5周年 多幸感の権化

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2020年。全員のSSR化という公共事業を達成して迎えた、鬱屈とした現実と対照的な泡沫の夢のようなアニバ。

それまでの3回のアニバは「パーティー」要素がフィーチャーされていたのに対して、記念すべき5周年アニバでは「夏」要素に焦点があてられた。

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190人の固有ポーズが見れる3DMVと、アニメMVが印象的だった『Go Just Go!』は、上の画像の9人が歌唱した。『TC』に引き続き、5人+4人の構図で、まだまだ持ち曲の少ない茄子や愛海を除くと、割とよく見る顔という雰囲気。

特筆すべきは、唯・加蓮・瑞樹においては2回目のアニバ楽曲の歌唱となったこと。候補がどんどん絞られ誰にでもアニバ曲歌唱のチャンスがあることと、5周年のような歌唱済アイドル再登板のどちらが良いのかは一概には言えないとは思うが、とりあえず、今年もその先も、すでにアニバ曲を歌ったメンバーは再登場するだろう。

アニバ限定とその写り込みは以下の面々。(4周年からアニバ限定に多く詰め込まれるぶん他のSSRでの写り込みはなくなったので、りあむ・肇・幸子の画像は省略。というかフェス限特訓前の写り込みは割と悪だと思うので、そこまで例が多くないまま廃止されてよかった)

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美嘉と杏のカードには前年のアニバ曲メンバーの一部+ウサミンが、奏のカードには奏とデュオユニットでのイベントを経験した2人が写り込んだ。
個人的には、デレラジとデレアニの影響で美嘉とngsの結びつきは強いような印象を永遠に抱き続けているので、美嘉は3周年以来続いているngsのお友達枠だと思ったのだが、もしかしたらそんなことはないかもしれない。

アニバ後アタポンは『オレンジタイム』で、恒常幸子とタイミングを合わせた形(被ってはいなかったが)。意外だったのはアニバ前の『ヒーローヴァーサスレイナンジョー』で、24magic放送では派手な演出で盛り上がりを見せたものの、1~3周年と比較するとニッチな需要を攻めたと言わざるをえない。

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カウントダウンイラストはこちら。

アニバ曲も含め、CG加蓮の年!という雰囲気はある。今年は選挙曲イベとCG曲で秋以降に出番が確定しているので、アニバ期に(カウントダウンイラストはともかく他の面で)文香にスポットライトが当たるかはわからないが。

さらに5周年アニバの特徴として押さえておくべきは、5本製作されたアニメCMだろう。
アニバ楽曲のフロントメンバー5人それぞれにスポットライトが当たり、それぞれのCMでそのメンバー+αが登場した。顔ぶれは以下の通り。

加蓮→まゆ・飛鳥・ちとせ・千夜
→ナターリア・裕美・乃々・ほたる
志希→美嘉・周子・フレデリカ・奏
 →梨沙・美優・こずえ・雪美
りあむ→あかり・あきら・颯・凪

前年に声のついたキャラやイベントのあったユニット・新人・人気ユニット…などが抜擢されているような形。
(『未完成の歴史』での共演があるとはいえ)飛鳥がやや浮き、唯の共演メンバーがやや無理やり、という感じ。

 

7.簡易まとめ

5年分のアニバをざっと振り返ってみたが、いかがだったろうか。
8月アタポンからの一ヶ月をアニバ期間と括るのは恣意的な見方かもしれないが、こうやって並べると、同じようなメンツが永遠に出てくるのがデレステのアニバだとわかってもらえたと思う。

簡単にまとめると、

  • アニバ曲は3属性のメンバーが属性バランスよく配置
  • アニバ期のガチャ面子とアニバ曲の面子は被らない(例外:りあむ)
  • 上は、年をまたいで見ると逆の傾向になる

こんな感じでアニバは祝われている。
法則・規則性としては緩く見えるが、最後の項が未来をガチガチに縛っているし、写り込みという自由なはずの空間もいつメンの灯が灯され続けている。

これまでの出番の多さで言うと、特に、美波(4,連続3),奈緒(連続3),加蓮(4,連続3),乃々(4),悠貴(連続3),美嘉(5)あたりが目立つ。速水奏も奇数回に縁があり、ちゃっかり計3回出ている。
ただの楽曲やガチャの話なら、(声がついて落ち着いた後の)出番がだいたい年一度+αくらいのデレステの傾向的に、タイミングが毎度たまたまアニバ期になってしまっているという可能性もあるのだが、登場の必然性の低い写り込みが活用されすぎだし普通に言い逃れはできないと思う。

ちなみに、逆にアニバ期に(あまり)縁のないアイドルを一部抜粋すると下のような感じ。

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特段の共通点や傾向はない。
特定の子がハブられているというよりは、同じような顔ぶれが永遠に出てくるだけなので。

 

8.6周年の状況と予想

今年は、アタポン4枠+ブランフェス2枠+カニバ9枠+アニバ限定3枠+恒常1枠+ノワールフェス1枠+アタポン2~3枠と写り込みの+αで、30名ほどアニバ期に登場すると思われる。(またアニメCMの類があればもっと増える)

また、アニバキャンペーンページの話だが、例年、そのページの背景はその年のアニバ楽曲をイメージしたものになっている。これにより、ページができてから1週間ほど後に始まるアニバイベを予想したり期待を膨らませることができるというわけだ。

今年の画面はこんな感じ。

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ついでに横に並べたアプリアイコンの「6周年」の文字も含め、クールでサイバー/スチパン的な雰囲気になっており、これと10周年ツアー愛知公演『CosmoStar Land』のSF的イメージを関連づけるのは、(日程の噛み合いもあり、)連想として自然だと思うし、「愛知公演で(公演テーマと合った)デレステアニバ曲が披露される」=「愛知公演にアニバ楽曲の歌唱メンバーが多く出演する」という予想も導くことができると思う(今となっては虚しいが…)。

 

以下、上記も絡めつつ、「今年のアニバも“いつメン”が席巻する」という前提にたち、(カウントダウンイラスト・アニバガチャの恒常SR・キャラバン・スシローなどを除く)何らかの形でアニバに登場したことのある子を中心にアニバ期の各更新の登場キャラとして予想していく。

 

①8月アタポン 
(f:id:halfformedman:20210827175140p:plainf:id:halfformedman:20210827175146p:plainf:id:halfformedman:20210827172817p:plainf:id:halfformedman:20210827171620p:plain)

開催済。『レッド・ソール』に4人登場。つかさを除き全員前年のアニバに噛んでいる。

 

② ブランフェス

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例年にならい2枠で、おそらくリフレインが1枚入る。リフレは、これまでの人選的に、総選挙ベースで「一度は上位に食い込んだことがある」か「一度も圏外になったことがない(常に存在感を示し続けている)」キャラに渡されると推測できるので、アニバ期のいつメンの中だと乃々(CoDa9s)だろう(対抗馬はあきらで、大穴は雪美)。

もうひと枠は、レゾかエールの2周目や新特技の供給が始まらないなら、無難にチャームになると思われるので、Da9秒で揃えて美玲と予想(あきら&美玲でもいい)。ここ最近の傾向なら最近イベントのあった子が来るので、アニバ期でさえなければ雫かナターリアかという感じだが、「アニバ力(ヂカラ)」を比較した。

他には、昨年のりあむのようにブランフェスの2人の少なくとも1人はアニバ楽曲を歌うのなら、梨沙も有力候補になってくる。
そして、もし万が一あきあかフェスが来たら、10周年へのロードマップの嚆矢であるとみなせるだろうし、“本気”なのだろうなと思わざるを得ない。

 

③ アニバ楽曲

(f:id:halfformedman:20210827171610p:plainf:id:halfformedman:20210827170934p:plainf:id:halfformedman:20210827173111p:plainf:id:halfformedman:20210827172050p:plainf:id:halfformedman:20210827171817p:plainf:id:halfformedman:20210827173159p:plainf:id:halfformedman:20210827173205p:plainf:id:halfformedman:20210827170043p:plainf:id:halfformedman:20210827173229p:plain)

前例主義的に、A.各属性3人ずつの9人曲、B.2回目の歌唱はジョニスタ以前のメンバー、というルールのもとにメンバーを考えてみると、こんなところだろうか…。コズミック感・サイバー感に少しだけ気を遣いつつも、GJGの人選にも似せた。
持ち曲の少ないほたるとあきら(と梨沙)は昨年のりあむ・茄子・愛海的にまあ入るのだろうな、と思っている。Paの他の2人は来週のデレラジから。

他に候補を挙げるとすれば、いつもの枠として卯月(outウサミン)や奈緒(out飛鳥)あたりか。ユッコも置きたかったが、アタポンでの出番がありそうだし、これまでアニバ期間の出番もほぼないので外した。

あと、voy@gerの3人は今回のアニバ曲がどんな曲であれ雰囲気は合うと思うのだが、だからこそ同じ雰囲気(仮)のvoy@gerに抜擢されているみたいなところもあるので、なかなか難しい。

また、速水奏をメンバーに挙げたことについて。
これは驕りでもなんでもないが、愛知公演と6thアニバの関連性を現時点で割と匂わせているこの流れで、センターが奏(か10歩くらい譲って飛鳥)以外になるのは正直なところ想像しにくい。
未だ渋谷凛しかCoアイドルがセンターを務めていない(=今年はCoアイドルがセンターに来そうな)アニバ曲でわざわざ月と海にフィーチャーしてるのに速水奏以外がセンター獲るなんてことある?
悠貴・肇・美嘉・加蓮のように、アニバ期のガチャでの出番とアニバ曲での出番が年を跨いで連続した例も多く、昨年のアニバ限定で登場していることも奏にとっては追い風。

 

④ アニバ限定

(f:id:halfformedman:20210827172804p:plainf:id:halfformedman:20210827172820p:plainf:id:halfformedman:20210827171449p:plain)

A.新人枠
まず、二ヶ月ごとに来ている、凪→りあむ→ちとせの枠。あかり≧颯>あきら>千夜くらいの感じだと思う。

B.6周目枠
凛→フレデリカと来ている枠。昨年のアニバ時点で既に5周目が来ていた子はほぼおらず、卯月がクリスマスまで寝かされそうなことを考えると消去法的に未央。愛梨でもいいが、アニバでの顔馴染み度は未央の方が高いし、ノワ愛梨が来る線も考慮。(そもそも少し間隔が短いが、)幸子・智絵里・まゆも(現時点では)ノワール読みで候補からは除外。

C.5周目枠
ラストは、今年は美波→桃華→しゅがみゆ→飛鳥→ありす&夕美→莉嘉→肇と続いている、未だ5周目持ってないガールが来る枠。
候補はきらり・悠貴・奈緒くらいで、属性が被り競合しているあかり・颯は一応ブランでも出れるが、逆にこちらの5周目未所持組はノワールにも出れる。

流石にアニバだし3枠のチョイス自体は間違っていないと思うので、あとは人選の話になる。

上に書いた内容に則ると、悠貴-颯-未央や、あかり-奈緒-未央のどちらかが無難なラインか。単純な総選挙の数字だと奇数年アニバが強く、偶数年アニバは意味づけ優先という感じなので、「乙はー」なる組み合わせが尊重されるなら前者か。(『ずるじゃん』も控えているのでちょうどいい)

 

⑤ アニバ後恒常

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実は難しい枠。
昨年でいえば、無難に誰かの5周目がくればよかったが、今年はノワールフェスが新設されたことで、6(,5)周目が出るとしばらくノワールには出れないことが確定する。
ノワールの見栄えを豪華にし続けるなら、楓→卯月→りあむ→幸子 というラインナップに単純に“強さ”ベースで並べてしまうと、そのまま今後のノワールに響く。

個人的には無難なのは奈緒だと思うのだが、SSRが普通に2年近く寝かされている中で恒常(おそらくアクト系)をもらってもあまり嬉しくはないだろう。他の候補はあんきら?(2人を同時に出すのもいい感じだと思う)。
まあ、この辺のお気持ちを尊重しだすとキリがないので誰かが犠牲になるしかないのだが。(奏もアニバ楽曲の仄めかしがなければ候補の一端ではあった)

 

⑥ ノワールフェス

(f:id:halfformedman:20210827171309p:plain)

わざわざローテを崩した以上、無料ガチャの目玉と言える人選であることが予想されるので、順当に志希だろう。
ブラン森久保、アニバ曲奏、ノワール志希の流れは奇をてらって欲しくないところ。

 

⑦ 9月アタポン

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ブラン→アニバ曲→アニバ限定の流れの中で、あかりとあきらの影が全く見えなかったら絶対にユニ募イベが来ると思う。…が、アニバ期の新人へのフォーカス具合を見るに、そんなことはまずないだろう。もう一年寝かされる気がする。

なので、愛知公演との兼ね合いでサイキックヒーツが有力だろう。
気になるのはアニバ前アタポンが既存ユニットの曲でなかったこと。その分、より人気のユニットが来るのでは?とも思った。

とは言え、7thのゴシラブ-SDb-GAGの流れを思い返すと、愛知公演で披露された楽曲が直後にイベントで供給されるという流れは割とありそうで、そうなると候補はサイキックヒーツしかいない。先日のゆかさえイベのようにお馴染みのペアをユニット化する候補すら愛知公演のメンバーにはいないのだ。

となると、レッドソールと同様に比較的人気どころで固めた『GOLD RUSH』シリーズのユニットが来るという線もあるのだが、今回の趣旨としては「アニバ期間の人選は(いつも裏切られてる)法則おじをやっても当てることができる」ということにあるので、ここはサイキックヒーツが来る!と言っておくべきだろう。

 

以上、アニバに関連する6回の更新内容の予想。
目標は正答率5割くらいで…。

 

 

9.結び

アニバページを開いた瞬間に、速水奏の登場を確信して少しずつ書き溜めしてきたこの投稿。6年分の積み重ねに相応しい分量になってしまった。
このアニバ曲への期待が、底抜けに明るいGJGの対として夜の海という舞台が設定されただけ、とか、愛知公演との連動要素も特になく昨年の志希verのCMで仄めかされたSF要素が拾われただけ、とかだったら泣いてしまう。

そして、この投稿を完成させようという直前に、愛知公演の延期が発表された。(カウントダウンイラストでワンステップスが描かれたことでアニバ期に実質3年連続で登場といった出来事もあったが、流石にどうでもよくなった)
デレステアニバとモバマス(=コンテンツ)アニバの両日を組み込んだツアーに影が差したのはとても悲しいが、呼吸器への悪影響は役者人生にも関わってしまうし、この慎重な対応が最終的には賢明な判断だったと落ち着くのならそれはそれでいいことだ。
ゲームの方の展開はもちろんあるわけだし、気持ちを切り替えて諸々の施策や更新を楽しみに待つことにしよう、と自分に言い聞かせている。

*1:厳密には文香のカードに写り込んでいるのはこの二人だけではないが、顔が描かれているかどうかで判断している

*2:デレステでの描写・設定は明らかにアニメの346プロダクションを踏襲しているので、「脱アニメ」ではなく、コンテンツのメインステージを移すというような意味あい

*3:TPが凛しか犠牲になっていないのが、衣装がお揃いではないことを忘れていた説好き

*4:ちなみに、この時点では梨沙は声なしかつ、総選挙でもボイス獲得の権利を得られなかった状態。オウムアムアを考えるとアニバ時点でキャストまで決まっていたとは思うが