脳とおたく心のノートとなるトコロ

しらこ(Tw:triad_prms)の雑記。アイマスの話が多くなりそう

ドリームユニット決定戦に思うこと

(美波ストコミュ面子に勝てればそれでいいかな)

 

10回総選挙が始まって一週間が経過したが、中間発表なしの長丁場ということで、ややダレてきている雰囲気。新企画であるドリームユニット決定戦も勢いの可視化が難しく、いまいち盛り上がりにくい感じだ。

そんな中、この一週間、色々な人の色々なドリームユニット投票を眺めて感じたことを日記的に残しておこうと思ったので、つらつらと綴っていく。

 

まず、投票の傾向について。雰囲気的には下の3種類に大別される。

① 性癖博覧会&交流
→自分の好きなユニットに票を投じてみたり、好きな子を並べて投票結果の画像を集めたり、TLに流れた良いカンジのユニットに票を入れたりと、おそらくもっとも純粋にこの企画を楽しんでいる人たちの動き。

② 「勝つため」の投票
有志による票数カウントの上位にいるようなユニットへの投票者に見られる投票傾向。既存の有名(と思われる)ユニットに構成メンバーのP間で結託し、集中的に一つのユニットに票を投じている。自分も強いていうならこれを行っている。

③ 票交換の資源扱い
(②と通じているところもある。)
ドリユニ:CG/VIAで1:5〜100くらいでトレードしているらしい。数回ならまだしも、相手の課金票を貰ってしまうくらいの規模でのトレードは個人的には気が引けるが、特にドリユニに興味・こだわりのない人やその逆の人たちからしたらwin-winなのだろう。これは嫌な言い方だが、確かにドリユニ出口上位はあまり総選挙とは縁のない子たちも多く、交換によりそれぞれが力を入れたいレギュへの集中も促され、よく言えば棲み分けのようになってはいる。

 

だいたい上のようなパターンで各々やっているわけだが、今回の投稿では、自分が決定戦の遊び方として選択した②についてもう少し掘っていきたい。
まずは、あらためて決定戦のルールを確認してみる。

①190人全員から2~5人ピックアップし任意のユニットを組む
モバマス内の投票ページから1人1日1票を投じていく(朝5時日付切り替わり)
③投票結果の画面からTwitterに投票先のメンバーの画像を公開できる
④得票数1位のユニットメンバーにモバマスで新規SRが与えられる
⑤他の投票系企画とは独立

ざっとこんな感じ。自分が気になっていたのは下の2点。
・得票の度合いが可視化されるか
・ユニットは完全に自由に組めるのか
要は、「票がどれくらい死ぬか」に関するルール。結局、票推移は見えないし、ユニットも約20億(=190C2+190C3+190C4+190C5)通りの中から選び放題という暗中模索を強いられるルールだった。

しかし、ツイート機能がついている以上はさっさと投票&投稿して流れを作りたかったので、急いで自分の28票をどう扱うか決めた。

以降、毎日LiPPSに票を投じている。

以下、この判断に至った理由についてのまとめ。

まず、選択肢が多すぎるということをどう捉えたか。
この企画では、ほぼ無限の組み合わせの中からドリームユニットを選び出す必要がある。また、メンバーが完全一致しないと同じ票にカウントされないらしい。となると、ダイマ等の届かない遠くの人とも偶然被る可能性が高く、ニアピンが起きにくく+αメンバーの混ざりにくい、Pの数が多いアイドルを含んだ少人数ユニットが有利だといえるだろう*1
しかし、既存有名ユニットはこのセオリーの例外たりうる。ダイマによって認識や感覚のすり合わせを試みずとも、あらかじめ他者と共有している知識に合わせることができるためだ。さらに、ニアピンや過不足を気にする必要もないので、セオリーとは異なりユニットのメンバーが多いほどPの数という分母=得票数も増えることになる。もちろんただメンバーが多ければいいというものでもなく、ユニットとしての見栄えの良さや補益性の高さが大事になるだろう。

続いて、投票の形式への対応。
1日1人1票という完全に平等な仕様により、強制的に(少なく見積もって)1日2~3万票程度が流れていく。
最大獲得可能票数が減っていく中で、オリユニなどを宣伝しても「知らない→気になる→好きになる」という過程を辿ってもらう時間と手間が惜しいし、その間にもどんどん文字通りの死票が増えていくので、最初からユニットメンバーのPから共感を得やすい“本命”を決め打ちして動くのが好ましいと考えた。お金でどうにかなる総選挙と異なり、一定期間が経ってから票の伸びていないユニットが捲る手段は無い。勝ちたいなら28票つっぱ以外はありえない。

こうして、投票先は「人数の多い既存ユニット」「有名ユニット」「メンバー同士のシナジーが強いユニット」まで絞れた。
Pの人数を単純にかけ算できることに価値を感じたので、ミスアイ、デアアウ、モノリリ、ルミナスボーダーや、LiPPSに内包されるユニットは選択肢から除外し、速水奏においては実質二択となった。

一瞬迷ったが、個々のもつ数字よりも、(肌感覚ではあるが)ユニットとしてのまとまりや志向性を重んじて判断した。公式のタグに飛ぶと投票開始後の数分間で既に「Coの推し並べた!」みたいな人はちらほら見られ、CAERULAはそういう投票をしようと考えている人たちに対して訴求できるユニットであるとは思った。しかし、そういう選び方をするのなら、“ちょうどあの5人を選ぶ”ことは起きにくく、分母は多くても5人の集まりに対して共感を得にくそうだとも思い、LiPPSのユニットとしての力を信じることにした。
(あとこれはマジでしょうもない話ではあるが、速水奏を長い目で応援するなら、志希との繋がりは絶対に軽視してはいけない)

 

こんな感じで数分間の逡巡を終え、先ほど引用したツイートを投げた。

 

これらの、ルールの解釈自体はあまり間違えていなかったと思うし、初日出口調査1位が220票程度しか確保できていないことから、LiPPSメンバーのPが全票LiPPSに投じれば間違いなく勝つとは思うが、実際はそこまでうまくはいかないもので、有志の出口調査を見るに下に挙げるような誤算があった。

① 公式未供給のユニットの方が飢えている
ユニットとしての名は与えられているものの、それ以上はまだ…というようなユニットの方が積極的に票を投じている人が多いと思われる。確かにLiPPSの面々、特に志希と速水奏と周子は総選挙の1票でも欲しい立場だと思うので、ドリユニ決定戦はガツガツいくより票交換の材料にしたほうが得かもしれない。

② モバ・ステのプレイ層の乖離
(懐かしの声つけ票みたいな勢いが復活したのも含め、)7回選挙でLiPPSのメンバーが躍進したのと逆の現象?LiPPSのメンバーのPはテキストよりビジュアル(≒3Dモデル)重視な面もあるだろうか。自分もすでにぷちコレで4票取りこぼしたし箱も掘り切れなさそうだし、LiPPSが勝ててもトレードで済ませるつもりだが。
とはいえ、[ミッドナイトレイヴ]も[夜色の花嫁]も大好きで、時々シャニチックなものも出てきたモバでのイラストを寿命までに少しでも多く見たいし、今回のような相互の映り込みも期待できイラストの供給量がぐっと増えそうな機会は大切にしていきたいが…。この辺は、実際にモバで取れる票数の価値をプレゼンしたり各イベントの走り方などを細かくレクチャーする界隈内のインフルエンサーが一人いるだけで話が変わってくると思う。
正直、自分は前も書いたようにモバはほとんどエアプだし、遊ばずに3セット多く買うのが精神衛生上好ましいと思ってしまうので偉そうなことは言えない。

③ (やはり)分散しがち
出口調査上位のユニットの中だと『ポイズン・リリック』『美波ストコミュメンバー』がLiPPSと票を食い合っている。前者は飛鳥を含むぶん志希Pにとってはよりお得という感じなのだろうか。後者については括りとして想定外だったし記憶にもなかった(美波とアーニャのストコミュそれぞれで速水奏がキューピッドさながらの働きをしたことくらいしか覚えていない)が、確かに“ドリーム”感は強い。
また、出口調査での票数を見ると、上位3ユニットより下の票数は団子となっている。このことからぶっちゃけると、最上位層は他に寄る辺がない子たちの集いだと思うのだが、この固定イメージによる分散の阻止と浮動票の流入と票交換とでしっかり票を伸ばしているっぽくはあるので、結果が出るのならその結果自体は価値のあることだと思う。

 

いま思うのはこんなところだろうか。公式からの動きもないので黙々と投票し続けることしかできないし、浮動票を吸えるタイプのユニットではないので毎日ツイートする元気も出ないが、せめてランキングの公開範囲内に入っていて欲しいとは思う。
あわよくば曲持ちユニットの中で1位、さらにあわよくば声付きユニット内1位、そしてあわよくば…と、わざわざツイートせずに投票している隠れた同志たちの多からんことを祈り、この投稿を締める。

 

*1:自分は担当アイドルの人数とPの人数はある程度反比例すると考えている